2024.12.01 サイトリニューアルしました。
こんにちは。この度はリニューアルしたオンラインストアをご覧いただきありがとうございます。
初めての方もいらっしゃると思いますので、今日はthe lingerie and her filmを始めたきっかけや、私のことを少しお話しできたらと思います。
まず初めに、私はランジェリーは好きだけど、無類のランジェリーラバーという感じではありません。あくまで”ファッションが好きで洋服が好き。ただ、洋服には気を遣うけど見えない下着は何でもいいという感覚はないから、おしゃれな下着がほしい。”そこが出発点です。最初の始まりはそういうところでしたが、10年以上経った今はそれだけではない想いを持っています。その話はまた次の機会にして、今日は始まりの話を。
アートやインテリアも好きだけど、昔からファッションが好きでした。学生時代はNYのパーソンズスクールオブデザインに行きたくて、最初はボストンにある小さなファッション学科のある大学に行ってからパーソンズに編入し、2008年に卒業しました。ファッションは好きでも服作りは好きになはれなかったことから、パーソンズに憧れたきっかけのProenza Scholerのストーリーのような自身のブランドを持ちたいという気持ちはなくなってしまいました。それでも日本に戻り、パターンナーの職につきましたが、さらに服を作ることは自分がしたいことではないと痛感。そこでアイデアにあったランジェリーに舵を切りました。当時2010年頃の日本にはレースのお花畑のようなギチギチのブラしかなく、普通の黒のブラとショーツがほしい!ということが叶わない世の中。ランジェリーショッピングはマシなものを選ぶ作業でしかなく、楽しめるものではありませんでした。その反面、アメリカではカルバンクラインがあって、普通の黒いブラとショーツは叶い、それ以上にもっとおしゃれな下着がバーニーズニューヨークのランジェリー売り場に行くとありました。そこにあったBodasのブラを買ってみたときに、ちょっと高いけど買えないものではないし、気分が全然違うと思いました。当時70ドルくらいだった黒いアンダーワイヤーブラ。その時にこういう下着を日本で売りたいと思ったことがthe lingerie and her filmを始めたきっかけです。
the lingerie and her filmで取り扱っている商品は、ファッションが好きな自分が洋服も買いながら、楽しんで買えるものを選んでいます。デザイナーランジェリーのカテゴリーでファッション性の高いブランドを中心にしています。もちろんベーシックでコアなアイテムも揃えながら、時にはコンフォートゾーンから少し外した、冒険できるようなアイテムも意識しています。そうやってランジェリーを選ぶことが私にはすごく楽しく、もう10年以上この仕事をしていますが、全く飽きることなく、毎シーズン、ワクワクしています。そしてお客様にとってランジェリーショッピングがいつでも楽しい時間になりますようにという気持ちをずっと持ち続けています。
2011年に始めたオンラインストアも13年が経ちました。キリのいい数字ではありませんが笑、今年からデザイナーランジェリーのショールームを始め、来年にはまた皆様に嬉しいお知らせができればと願っています。長くお付き合いいただいている顧客様や、いつもご覧いただいている皆様のおかげで、ここまで続けてこられたことに感謝しかありません。本当にいつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。