グッゲンハイムに行けていないので、絶対に行きたいと思いながら終盤になってしまいました。

 

色使いなど、すごく好きな絵かと言われたら、違います。でもそんなことはどうでもよくて。

 

10の最大物(The Ten Largest)がとにかく圧巻でした。人生の4段階を楽園のように美しい10枚の絵画にという啓示を受けて、10月2日に描き始めて、12月7日描き上げたという作品。1枚平均4日以内で描き上げていることが衝撃的。
グッゲンハイムもストックホルムでも白い壁に展示されていましたが、今回東京での展示の仕方もすごく良かったと思いました。

 

抽象表現がカンディンスキーの先駆けであったにも関わらず、2010年代までほぼ無名だったことにも驚きしかなく、100年以上経って、今東京で見ているということにも圧倒されました。1907年に制作されたものにはとても思えない、不思議なことに。
見終わった後、こんなにも余韻が残った展示はここ最近なかったです。

 

この人のこんなに大きな作品を東京で見られることはこの先もうない、と思うと子供にも見せたくてもう一度足を運ぶつもりです。

 

ヒルマ アフ クリントは6月15日まで。6月7、8日はデザイナーランジェリーアーケードです。こちらも見逃せないイベントです!ヒルマは竹橋になりますが、表参道でのイベントと抱き合わせでスケジュールを組むこともおすすめします!